繰越利益剰余金は、企業が過去の事業活動で得た利益のうち、配当などで分配されずに会社に留保された部分を指します。簿記では純資産の部に表示され、会社の貯金のような役割を果たします。
繰越利益剰余金は、当期純利益(または当期純損失)を前期末の繰越利益剰余金に加減算して求めます。具体的には、損益勘定から当期純利益を算出し、それを前期の繰越利益剰余金に加算(損失の場合は減算)します。
簿記3級では、損益勘定から当期純利益を求め、それを繰越利益剰余金に振り替える仕訳問題が頻出です。損益勘定の借方・貸方の差額を正しく計算し、資本金との区別を明確にすることが重要です。