敵対的買収とは、対象企業の経営陣の同意を得ずに、市場で株式を大量に買い集めることで経営権を獲得する手法です。買収側が友好的でないため「敵対的」と呼ばれ、企業の支配権を巡る攻防が生じます。
主な防衛策として、ポイズンピル(新株予約権発行)、ホワイトナイト(友好的な第三者への救済要請)、ゴールデンパラシュート(役員の高額退職金設定)などがあります。事前に定款変更で防衛策を導入しておくことも有効です。
近年では、日本たばこ産業によるガラハドインターナショナル買収、村上ファンドによる阪神電鉄株買い占め事件、スティールパートナーズによるブルドックソース買収提案などが有名です。ドラマ『半沢直樹』のモデルになった事例もあります。