GDPデフレーターは、名目GDPを実質GDPで割って算出される物価指数で、経済全体の物価水準の変化を表します。実質GDPを計算する際に使用され、インフレやデフレの状況を把握する重要な指標です。
名目GDPはその時点の市場価格で評価した経済規模を示し、実質GDPは物価変動の影響を除いた実際の経済活動の規模を示します。GDPデフレーターを使うことで、名目GDPを実質GDPに変換できます。
1990年代後半から2010年代にかけてのGDPデフレーターの推移を見ると、日本が長期にわたるデフレ状況にあったことが分かります。近年は緩やかな上昇傾向が見られますが、完全なデフレ脱却には至っていないと分析されています。