単一為替レートとは、国が公式に定める唯一の為替レートのことで、特に戦後の固定相場制時代に採用されていた制度です。1949年に1ドル=360円の単一レートが設定されました。
このレートはGHQの経済顧問ジョセフ・ドッジによって提案され、日本の輸出競争力を考慮しながらもインフレ抑制を図るバランスで決定されました。当時の日本の経済状況に合わせた計算によるものです。
1ドル=360円の単一為替レートは1971年のニクソンショックまで続き、その後変動相場制に移行しました。約22年間にわたってこの制度が維持されていたことになります。