劣後株は株式の一種で、会社が解散した際に普通株より後回しで残余財産を受け取ります。一方、劣後債は債券の一種で、債務返済の優先順位が普通債より低い特徴があります。劣後株は配当が不安定なのに対し、劣後債はあらかじめ利率が決まっています。
ソフトバンクグループの劣後債は4.97%~5.25%と比較的高い利率が設定されており、投資会社としての特殊性からデフォルト時の回収率が高い可能性があるため注目されています。また、35年もの長期の劣後社債を発行するなど、ユニークな商品構成も特徴です。
劣後債の最大のリスクは、会社が経営危機に陥った際に普通債より優先的に返済されない点です。また、繰延劣後債の場合は利息支払いが延期される可能性もあります。ただし、その分利率が高く設定されているため、リスクとリターンのバランスを考慮する必要があります。