先入先出法は、最初に仕入れた商品から順番に売上原価として計上する方法です。在庫管理において古い商品から先に使うという現実の流れに沿った計算方法で、簿記3級・2級の試験でもよく出題されます。
移動平均法が在庫の平均単価を随時更新して計算するのに対し、先入先出法は仕入れた順番に単価を確定させます。先入先出法の方が価格変動の影響を受けやすく、在庫評価額が現在の時価に近くなります。
商品有高帳に記入する際は、必ず仕入日付の古い順から払い出しを記録することが重要です。複数の仕入単価がある場合、古い単価から順番に消去していくことで正確な売上原価が計算できます。