ROE(自己資本利益率)は株主の投資に対する収益性を示し、ROA(総資産利益率)は企業が所有する全資産を活用した収益性を示します。ROEは自己資本のみを分母に、ROAは総資産を分母に計算します。
状況によりますが、ROEは株主視点の指標として、ROAは経営効率の指標として重要です。両方を見ることで、企業の財務健全性と収益性を総合的に判断できます。高ROEでも負債が多い場合は注意が必要です。
一般的にROEは15%以上が優良企業とされ、ROAは5%以上が目安です。ただし業種によって適正水準が異なるため、同業他社との比較が重要です。日本の上場企業平均はROE8%前後、ROA3%前後です。