PBR1倍割れとは、株価純資産倍率(PBR)が1倍を下回っている状態を指します。これは企業の時価総額が純資産(簿価)を下回っていることを意味し、理論上は企業が持つ資産を全て売却すれば株価以上の価値が生まれる計算になります。
東証が注意を促しているのは、PBR1倍割れが継続すると、企業価値が適正に評価されていない可能性があるためです。また、資本効率の悪化や経営改善の遅れを示すサインとも考えられ、投資家保護の観点から指摘しています。
必ずしも割安とは限りません。簿価資産が実際の市場価値より高く評価されている場合や、収益力に問題がある場合など、正当な理由で低評価されている可能性もあります。資産の質や収益力と合わせて判断する必要があります。