企業が自己株式を取得する主な理由には、株主還元、従業員へのストックオプション付与、M&A対策、株価維持などがあります。特に株価が割安と判断した場合に取得するケースが多く見られます。
自己株式取得は一般的に株価上昇要因となります。発行済み株式数が減少することで1株当たり利益(EPS)が向上し、市場からの評価が高まるためです。ただし、過剰な資金支出による財務悪化が懸念される場合は逆効果になることもあります。
いいえ、会社が保有する自己株式には議決権がありません。会社法第308条で定められており、株主総会での議決権行使や配当を受ける権利も発生しません。ただし、再度市場に売却された場合は通常の株式としての権利が復活します。