自己株式消却とは、会社が自社で保有する株式(自己株式)を消滅させる手続きです。まず自社株買いで株式を取得し、その後その株式を消却します。消却後は発行済株式総数が減少し、1株当たりの価値が上昇する効果があります。
自己株式消却は一般的に株価にプラスの影響を与えます。発行済株式数が減少することでEPS(1株当たり利益)が向上し、株主価値が上昇するためです。ただし、市場環境や会社の財務状況によって影響の度合いは異なります。
はい、会社法でいくつかの制約があります。主に(1)資本維持の原則に反しないこと、(2)株主平等の原則に反しないこと、(3)会社支配の公正を害さないことなどが求められます。また、消却可能な金額は剰余金の範囲内に限られます。