繰越欠損金(通称:繰欠)とは、企業が生じた税務上の赤字を、最長9年間繰り越して将来の黒字と相殺できる制度です。これにより、将来の法人税負担を軽減できます。
主なメリットは節税効果です。過去の赤字を将来の黒字と相殺できるため、法人税の負担を軽減できます。また、適切に活用すれば経営改善の材料として銀行融資の審査にもプラスに働く場合があります。
繰越欠損金が大きいと、金融機関から「継続的な赤字経営」と判断されやすくなります。特に債務超過と併発している場合は、返済能力に疑問を持たれ、融資審査が厳しくなる傾向があります。繰欠状態になる前の早めの対策が重要です。