固定資産の減損とは、資産の収益性が低下し、帳簿価額が回収可能価額を下回った場合に、その差額を損失として計上する会計処理です。資産の価値減少を財務諸表に反映させる重要な手続きです。
減損の兆候には、資産の市場価格の著しい下落、技術の陳腐化、使用頻度の低下、経営環境の悪化などがあります。また、事業計画の見直しにより収益見込みが減少した場合も兆候とみなされます。
減損損失の計算手順は、(1)資産グループの確定、(2)減損の兆候の確認、(3)回収可能価額の算定、(4)帳簿価額との比較、の4ステップです。回収可能価額は使用価値と正味売却価額のいずれか高い方を用います。