上場基準とは、企業が証券取引所に上場するために満たす必要がある要件のことで、財務内容や株式の流通量、企業統治など多岐にわたる審査項目があります。東証の場合、市場区分(プライム・スタンダード・グロース)ごとに基準が異なります。
上場審査では、形式基準(数値要件)と実質基準(企業の持続可能性やガバナンスなど)の両方が評価されます。特に近年は、コーポレートガバナンスや内部統制、事業の持続可能性といった実質基準が重視される傾向にあります。
上場基準を満たさなくなった場合、取引所から改善猶予期間(通常1年)が与えられます。この期間内に基準を回復できない場合、上場廃止となる可能性があります。最近では東証で基準抵触企業が増えており、投資機会として注目されるケースもあります。