モラルハザードとは、倫理観や道徳的節度がなくなり、社会的な責任を果たさなくなる状態を指します。経済学では、保険加入者がリスクを軽視する行動をとる現象などが典型的な例です。
保険に加入すると「補償されるから大丈夫」という心理が働き、本来取るべき注意を怠る傾向が生じます。例えば自動車保険加入後、運転が雑になるなどがその典型例です。
プリンシパル(依頼者)とエージェント(代理人)の間で情報の非対称性が生じ、エージェントが自己利益を優先する行動を取ることでモラルハザードが発生します。企業経営と経営者の関係などが典型例です。