バブル経済の主な原因は、1980年代後半の過剰な金融緩和と土地神話です。日本銀行の低金利政策により資金が市場に溢れ、不動産や株式への投機が加熱しました。さらに「土地は必ず値上がりする」という誤った認識が広がり、資産価格が実体経済から乖離していきました。
バブル期の日本では、都市部の地価が急騰し、企業や個人が土地や株式に投資しました。高級ブランド品が飛ぶように売れ、高額な外車や海外旅行がブームに。企業は銀行から容易に資金を調達でき、ディスコや高級レストランが繁盛するなど、異常な消費ブームが起こりました。
1990年に日本銀行が金融引き締めに転じ、公定歩合を引き上げたことが直接の引き金となりました。これにより資金調達が困難になり、土地や株式の投機熱が急速に冷めました。また、政府が導入した土地関連税制や総量規制も影響し、資産価格が暴落。不良債権問題が表面化し、長期の経済停滞へとつながりました。