GDPデフレーターは、名目GDPを実質GDPに変換する際に使用する物価指数です。経済全体の物価水準の変化を測る重要な指標で、国内で生産された全ての財・サービスの価格変動を反映します。
GDPデフレーターは国内で生産された全財・サービスを対象とするのに対し、CPIは家計が購入する消費財・サービスに限定されます。また、GDPデフレーターは輸入品を含まず、品目のウエイトが自動調整される特徴があります。
GDPデフレーターからは、経済全体のインフレ・デフレ状況や、名目成長率と実質成長率の乖離を把握できます。値が上昇すればインフレ、下降すればデフレ傾向と判断でき、経済政策の効果測定にも活用されます。