アービトラージ(裁定取引)とは、異なる市場間の価格差を利用して利益を得る取引手法です。同じ資産でも市場や取引所によって価格が異なる場合があり、その差額を利用してリスクを抑えながら収益を上げることが特徴です。
例えば、ある株式が東京市場では1,000円、大阪市場では1,010円で取引されている場合、東京で買い大阪で売ることで10円の利益を得られます。江戸時代の本間宗久は米相場でこの手法を駆使し、「相場の神様」と呼ばれました。
完全にリスクフリーというわけではありません。取引執行中の価格変動や、取引コスト、流動性リスクなどが存在します。また、現代では高速取引が主流のため、個人投資家が参入するのは難しい面もあります。