PBR1倍割れとは、株価純資産倍率(PBR)が1倍を下回っている状態を指します。これは市場が企業の純資産価値よりも低い評価をしていることを意味し、理論上は企業が解散した場合に株主に返還される金額よりも株価が安い状況です。
PBR1倍割れが続く主な理由には、(1)収益力が低いまたは赤字経営、(2)資産の評価過大(実際の価値がない資産を含む)、(3)経営効率の悪さが市場に認識されている、(4)業界全体の成長性への懸念などが挙げられます。特に日本の地方銀行や自動車メーカーにこの傾向が見られます。
PBR1倍割れ株には、(1)企業買収のターゲットになる可能性、(2)経営改善で株価が上昇する余地、(3)資産価値に対する割安性、といったメリットが考えられます。ただし、単にPBRが低いだけでは投資判断できず、収益改善の見込みや資産の質など総合的な分析が必要です。