退職引当金は、将来支払うことが確定している退職金のうち、当期に負担すべき金額を見積もり、事前に費用として計上するための引当金です。企業の財務健全性を保つために重要な会計処理です。
退職引当金を計上するには、(1)将来の支出が発生する可能性が高いこと、(2)その原因が当期以前にあること、(3)金額を合理的に見積もれること、(4)法令や会計基準で認められていること、の4要件を満たす必要があります。
退職引当金を計上する時は(退職給付費用)/(退職給付引当金)で仕訳します。実際に退職金を支払う時は(退職給付引当金)/(現金預金)と仕訳し、引当金を取り崩します。簿記2級ではこの処理方法を理解することが重要です。