質的金融緩和(QQE)は、中央銀行が金融市場に流通する資金の量だけでなく、その質(購入資産の種類)にも焦点を当てた金融政策です。日銀が国債以外のリスク資産(ETFやJ-REITなど)を購入することで、経済全体にお金を行き渡らせます。
量的緩和は主に資金の量(マネタリーベース)を増やすことに焦点を当てますが、質的緩和は資金の流れを特定の市場(株式市場や不動産市場など)に誘導することで、経済活動をより直接的に刺激することを目的としています。
質的金融緩和は株式市場や不動産市場を活性化させ、企業の業績向上を通じて賃金上昇や雇用拡大につながる可能性があります。一方で、長期にわたる金融緩和は物価上昇(インフレ)を招くリスクもあり、預金金利が低下するなどの影響もあります。