貸倒引当金は、将来発生する可能性のある貸倒れ(回収不能になった債権)に備えて、あらかじめ計上しておく引当金のことです。決算時に見積もって計上し、財務の健全性を保つために重要な役割を果たします。
貸倒引当金の仕訳では、(借方)貸倒引当金繰入 (貸方)貸倒引当金 と処理します。差額補充法では、前期末残高と当期末の必要額の差額を計上します。実際に貸倒れが発生した時は貸倒引当金を取り崩します。
通常、売掛金や受取手形などの債権金額に業界標準の貸倒率を乗じて計算します。簿記3級では簡便法として、債権の3%や1%など一定率を掛ける方法がよく使われます。実際の企業では過去の貸倒実績なども考慮します。