累進税率とは、所得や相続財産の金額が増えるにつれて、段階的に税率が高くなる仕組みです。例えば所得税では、195万円以下の部分は5%、195万円を超えて330万円以下の部分は10%というように、所得金額に応じて税率が上がっていきます。
いいえ、そうではありません。超過累進税率では、高い税率が適用されるのは「超過分」だけです。例えば400万円の所得がある場合、195万円までは5%、195万円を超える205万円部分に10%が適用されます。収入が増えても、それまでの部分の税率が上がるわけではないので、手取りが減ることはありません。
相続税も超過累進税率が適用されます。基礎控除後の課税価格が1,000万円以下の部分は10%、1,000万円超~3,000万円以下は15%、3,000万円超~5,000万円以下は20%というように、6億円超の部分は最大55%の税率になります。ただし、相続税には各種控除や特例もあるため、実際の税額は専門家に相談することをおすすめします。