エンゲル係数が高いと、家計支出に占める食費の割合が大きいことを意味し、他の支出(教育や娯楽など)に回せるお金が少なくなります。これは生活の余裕がない状態を示す指標とされています。
2025年に28.3%と43年ぶりの高水準となった主な原因は、食品価格の上昇と賃金の伸び悩みです。物価上昇が家計を圧迫し、相対的に食費の割合が増加しています。
エンゲル係数は重要な指標ですが、単純に生活水準を測るだけでは不十分という意見もあります。外食の増加や食品の高級化など、食生活の質的変化を考慮する必要があります。