ZEW景況感指数は、ドイツのマンハイムにある欧州経済研究センター(ZEW)が毎月発表する経済指標で、約350人の金融専門家に対するアンケート調査に基づいています。今後6ヶ月間の経済見通しを数値化したもので、ドイツおよびユーロ圏の景気先行指標として重要な役割を果たしています。
ZEW景況感指数が予想を上回ったり下回ったりすると、ユーロの為替レートに影響を与えることがあります。指数が改善するとユーロ買いの材料となり、悪化すると売り材料となる傾向があります。特にドイツはユーロ圏最大の経済国であるため、その経済見通しは市場参加者の注目を集めます。
2023年のZEW景況感指数は変動が激しく、2月には+19.9と改善したものの、その後再び低下傾向が見られます。エネルギー価格の高騰やインフレ懸念、世界的な経済減速の影響を受けており、ドイツ経済の先行きに対する専門家の見方は慎重になっています。