リーマンショックは、サブプライムローン問題を発端とした金融危機です。住宅バブル崩壊により不良債権化した証券が金融機関に蔓延し、リーマン・ブラザーズの破綻をきっかけに世界規模の金融危機へと発展しました。
株価は10年かけてショック前の水準を回復しましたが、実体経済の回復には時間がかかりました。各国中央銀行の大規模な金融緩和が行われ、特に日経平均株価は2倍近くまで上昇しましたが、企業業績の回復はそれほどではありませんでした。
CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)はリーマンショック拡大の要因となりました。金融商品のリスクを過小評価したCDS取引が広がり、破綻時に連鎖的な支払い不能を引き起こしたのです。リーマン破綻1年後もCDS市場の混乱は続いていました。