繰越欠損金とは、事業年度で生じた赤字(欠損金)を翌年度以降に繰り越し、将来の黒字と相殺することで法人税を節税できる制度です。法人税法で認められた節税手段の一つです。
繰越欠損金は原則として9年間(中小企業は10年間)の期限があります。ただし、2021年4月1日以後に開始する事業年度からは、大企業も10年間に延長されました。期限を過ぎると利用できなくなるので注意が必要です。
繰越欠損金を活用する際は、期限切れにならないよう管理が必要です。また、欠損金の全額を一度に使えるわけではなく、各年度の所得の一定割合(通常50%)までが限度となります。適切な税務申告書の作成も重要です。