株式買取請求権は、会社の重要な決定(合併・営業譲渡・定款変更など)に反対した株主が、公正な価格で株式を会社に買い取ってもらえる権利です。特に譲渡制限株式を持つ株主にとって重要な権利となります。
手続きは、(1)株主総会で2回の反対表明、(2)総会前日までに買取請求書を提出、(3)会社と価格交渉、(4)合意できない場合は30日以内に裁判所へ提訴、という流れになります。期限が厳格なので注意が必要です。
買取価格は通常、会社と株主の協議で決定しますが、合意に至らない場合には裁判所が鑑定人を選任し、時価を算定します。会社の財務状況や将来性などが総合的に考慮されます。