2026年3月期第2四半期決算で、食品事業の不振と半導体材料事業の成長期待に対する市場の過剰反応が重なり、ストップ安に至ったと考えられます。特に調味料などの本業収益の悪化が投資家の懸念を招きました。
味の素はABF(味の素積層フィルム)という半導体の絶縁材料を製造しており、PCやAIサーバーなど最先端テクノロジーに不可欠な材料を供給しています。この事業が近年急成長し、会社全体の利益の16.6%増加に貢献しています。
食品事業の回復状況と半導体材料事業の持続的な成長性のバランスが重要です。特にABF材料の需要動向や競合状況、単品依存リスクへの対応策などが注目ポイントとなります。決算発表時の上方修正可能性にも注目が必要です。