不良債権問題とは、銀行や金融機関が貸し出した資金が回収不能になることで、金融システム全体の健全性を脅かす問題です。特に1990年代の日本のバブル崩壊後や、近年の中国経済で顕著に見られます。
住専問題は1990年代に発生した日本の住宅金融専門会社の不良債権問題で、約6850億円の公的資金が投入されました。この問題は日本の金融システムの脆弱性を露呈し、その後の金融改革のきっかけとなりました。
中国の不良債権問題は、過剰な融資と不透明な会計処理が原因で表面化しにくい特徴があります。政府の介入や統計操作が行われるため、実際の規模が把握しづらく、金融システム全体への影響が懸念されています。