2025年の家計調査でエンゲル係数が28.6%に達したことは、消費支出に占める食費の割合が44年ぶりの高水準になったことを示しています。食品価格の高騰が主な要因と考えられます。
エンゲル係数が上昇すると、家計の可処分所得の中で食費に充てる割合が増えるため、他の分野への支出が減少します。特に貯蓄や教育費、娯楽費などが圧迫される傾向があります。
エンゲル係数の上昇にも関わらず、日本の平均貯蓄額は増加傾向にあります。これは物価高に対応するため、家計が節約や支出の見直しを行っている結果と考えられます。