2023年10月時点で、ウォンドルレートは1ドル=1300ウォン台後半で推移しています。ロシア情勢の影響などで米ドルが買われる傾向にあり、韓国ウォンは1年8ヶ月ぶりのウォン安水準となっています。
ウォン安は輸出企業には有利に働きますが、輸入物価の上昇を通じてインフレ圧力となり、家計の負担増につながります。また、外貨準備高の減少や経常収支の悪化が懸念されており、韓国経済全体にとって大きな課題となっています。
専門家の間では、米韓金利差の拡大や世界的なドル高傾向が続く限り、ウォン安圧力が継続する可能性が高いと見られています。ただし、韓国政府の為替介入や経済政策によっては、一時的なウォン高修正も考えられます。