米国債の元本割れは主に為替レートの変動で発生します。償還時に円高が進むと、ドル建ての米国債を円換算した際に購入時より元本が目減りする可能性があります。特に金利上昇局面では債券価格が下落し、途中売却時に損失が出るケースもあります。
米国債は日本国債に比べて金利が高い傾向にあります。これはアメリカのインフレ率や政策金利が日本より高いためで、現在(2023年)では4-5%の利回りが期待できます。ただし、高い利回りには為替リスクという代償が伴うことを理解しておきましょう。
為替ヘッジを利用する、満期まで保有する、分散投資するなどの方法があります。特に「ゼロクーポン債」ではなく利付債を選べば、定期的な利息収入を得ながら為替変動リスクを軽減できます。また、購入時の為替レート(例:145円/ドル)を基準に、償還時の想定レートをシミュレーションしておくことも重要です。