実質賃金の減少は、物価上昇率が名目賃金の上昇率を上回っていることが主な原因です。2023年のデータでは、物価上昇に賃金が追いつかず、9カ月連続でマイナスとなっています。
名目賃金は実際に支払われる金額を示しますが、実質賃金は物価変動の影響を考慮した購買力を表します。物価が上昇すると、名目賃金が同じでも実質賃金は低下します。
実質賃金が低下すると、同じ収入でも購入できる商品やサービスの量が減少します。特に食料品や光熱費などの生活必需費の上昇が家計を圧迫し、生活水準の低下につながります。