内部留保とは、企業が事業活動で得た利益のうち、株主への配当や役員報酬などに分配せず、会社内部に蓄積された資金のことです。貸借対照表の純資産の部に計上されます。
日本企業の内部留保が増加している主な理由は、将来の不確実性への備えや、研究開発・設備投資などのための資金確保です。また、低金利環境で借入金を返済するよりも内部留保を増やす傾向が強まっています。
内部留保が適度に増えることは、企業の財務体質強化や将来の成長投資につながるため良い面もあります。しかし、過度に蓄積され投資に回されない場合、経済全体の資金循環が滞る可能性もあるため、バランスが重要です。